2016年10月31日 08:52

学校法人・専門学校大阪医専は、10月30日に開催される「第6回大阪マラソン」において、学生たちが体調を崩したり負傷したランナーの医事・救護支援、給水などを行う。
医事・救護支援のひとつが、コースでの監視業務。コースに立って監視をする「固定AED隊」と呼ばれる業務と、自転車で移動しながらの「移動AED隊」と呼ばれる業務がある。大阪医専救急救命学科の学生40名の多くはそれらを担当。体調不良、ケガなどが見受けられるランナーへの声掛けを行い、メディカルランナー(ランナーとともに走る医師・看護師・救急救命士)と連携を図る。また、大阪医専看護学部の学生40名は、救護所でランナーのケアと情報管理のボランティアを行う。受付事務に加えて、ランナーの症状および訴えから重症度、緊急度の判断を行う医療スタッフのサポートに務める。
国内外から多くのランナーが集まる大阪マラソンを陰で支える学生たちは、ボランティア活動を通して将来医療人となるための経験を積んでいく。