2016年10月27日 11:25

尾西食品は、長期保存が可能で食後のゴミが少ない袋入りの「尾西のひだまりパン」を10月27日より発売する。
東日本大震災や熊本地震では、避難所生活が長期化するなか、トイレやごみ処理などの衛生面の問題が深刻化した。災害時には、倒壊した家屋などの災害廃棄物のほか、ゴミ対策が大きな問題になる。現在長期保存が可能な非常食は缶入りパンが主流で、食べた後に空き缶ごみが発生してしまうという課題がある。また、商品によっては、水分が少なくパサつき感があり、缶入りパンの主流となっているマフィンタイプ、デニッシュタイプなどは、油分が多く食べにくいなどの意見があった。
それらの課題を解消するために、袋入りで保存期間3年、しかもふんわり食感の「尾西のひだまりパン」は生まれた。普段食べているパン屋さんのパン仕立てで、子どもから年配の人まで幅広く楽しめる。水分を結合水として定着させることで口どけの良さも実現した。
価格はオープン(想定売価280円~300円)。