2016年10月27日 11:19

KADOKAWAアスキー・メディアワークスは、若いがん患者の戸惑いと苦しみ、家族の葛藤をリアルに描くがん闘病漫画『ガンカンジャ』最新3・4巻を、10月28日に全国の書店・インターネット書店にて発売する。

日本人の2人に1人がかかるがん。本書は、先進国で生きる人にとって避けては通ることのできない病がもたらす苦しみや葛藤、家族が直面する戸惑いや哀しみを、正面からみつめた作品だ。韓国人マンガ家の著者・フツーさんは、多くの若いがん患者の支援に携わった経験を持ち、本書は、その時の経験と8年間の闘病の末に胃がんで亡くなった実の父親の姿が、色濃く反映されている。

『ガンカンジャ』は、2013年に韓国でWEB漫画として発表。その柔らかなタッチの画風で描かれたリアルで切ない物語が、20代から40代読者の心をとらえ、ヒットを記録した。2015年5月に日本上陸し、がんに関心の高いメディア関係者やがん患者の親族、医療関係者から注目を浴びた。

定価は各1000円(税抜)。

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