2016年10月24日 09:45

チャイルド・ファンド・ジャパンは、台風21号、22号で被災したフィリピンの子どもたち、人々への緊急・復興支援を実施する。

10月16日には台風21号(サリカー)が、続けて20日には台風22号(ハイマー)がフィリピンのルソン島に上陸し、大きな被害をもたらした。特に22号の勢力は強く、また2つの台風が立て続けにフィリピンを通過したことにより、ルソン島の広い範囲で被害が生じている。

チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年より41年間、フィリピンで支援活動を行っている。支援地域では、フィリピン国内に14カ所ある活動拠点のうち、ルソン島の4カ所が2つの台風の進路下にあり、大きな被害を受けた。特にルソン島東部にあるオーロラ州の活動拠点が台風21号によって大きな被害を受け、チャイルド・ファンド・ジャパンはただちに食料配布の緊急支援の実施を決定。19日には被害を受けた54世帯に、米10キロや乾麺、缶詰などのセットを配布した。継続して緊急支援を実施する見通しだ。