2016年10月07日 10:16

國學院大學は、10月15日に、日本古来の舞や雅楽とともに秋の月を愛でる「観月祭」を、渋谷キャンパス・5号館ピロティにて行う。
「観月祭」は、平安時代から続く「観月」の文化と、日本人が育んできた四季を愛でる「心」を受け継ぎ、発信していくことを目的に、今回で7回目の開催となる。2015年は、神道文化学部の学生約50人が、およそ5ヶ月間稽古した舞や雅楽を、約800人が観覧。季節ならではの催しとして、地域を中心に毎年好評だ。
当日は、学内に7m×7mの大きな舞台が登場。祭壇に、里芋や栗などの秋の作物を供える「献供(けんく)」の後、楽人(演奏者)に扮した学生約50人が日本古来の楽器である三管(笙、篳篥、竜笛)と三鼓(鞨鼓、太鼓、鉦鼓)演奏する「管弦」を披露。また、遣唐使が伝えたとされる「賀殿急(かてんのきゅう)」や、「豊栄の舞」「浦安の舞」など、5つの舞が奉納される。
観覧は無料。日時は10月15日16時~18時。