2016年09月29日 14:03

認知症フレンドシップクラブが主催する「RUN伴」が、2016年度グッドデザイン賞を受賞した。誰でも楽しみながら参加できる形で、認知症の人と地域の人が出会う場をデザインする、というRUN伴のコンセプトが評価されての受賞となる。

北海道からスタートしたRUN伴は、認知症の人と「とも」にチャレンジしたいというボランティアの熱意で開催エリアが全国に広がり、今年は初の日本縦断をめざす大きなムーブメントに成長。今後も、認知症フレンドリーに向けた地域のグランドデザインを、参加者とともに描けるよう務めていく。

RUN伴(RUN TOMO-RROW)のタスキリレーイベントは、43都道府県にて実施、参加者数1万1000人。認知症の人とそうでない人が一緒にタスキをつなぎ日本各地を縦断するイベント。これまで接点のなかった地域の人達がタスキリレーすることで、喜びや達成感を共有。認知症の人が、地域の隣人であることを実感する機会となる。