2016年08月29日 17:39

日本ロレアルは、9月1日より、本社・工場・研究所において、石巻合板工業のバイオマス発電による電力を使用する。使用する年間消費電力は計600万キロワットとなり、化粧品業界でのグリーン電力への全面切り替えとしては、国内最大規模。
ロレアルグループは環境への負荷を最小限に抑え、より多くの持続的かつ魅力的な製品を提供すべく、各国でさまざまな活動を推進している。また東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市の復興支援も、女性の自立支援などの取り組みを通じて行っているが、石巻合板工業のバイオマス発電所によるグリーン電力を活用することで、さらに長期的視野に立って石巻市の支援を継続する。
ロレアルでは、ロレアルグループ全体で、2020年までにCO2排出量、水消費量、廃棄物発生量を2005年対比でそれぞれ60%削減するグローバル目標を掲げており、グリーン電力への切り替えとともに、環境への負荷をさらに低減していくことを目指す。