2016年06月08日 13:56

日本トイレ研究所は、子どもの排便・生活実態の把握のため、全国47都道府県の小学生4833名の保護者を対象に、「小学生の排便と生活習慣に関する調査」を実施した。
今回の調査にあたり、生活習慣や食生活の多様化、さらには子どもたちの学びの場であり、生活の場でもある小学校のトイレの老朽化や、小学校での排便教育が浸透していない現状などから、現代の子どもにおける便秘問題は危機的状況にあるのではないかとの仮説を立てた。その結果、小学生の5人に1人が便秘状態にあることや、小学生の2人に1人が学校でうんちをしない、またはほとんどしないと回答するなど、子どもの排便・生活における実態が明らかになった。
日本トイレ研究所は、本調査の結果を受け、子どもの便秘解消を目指す新プロジェクト「ラブレッタプロジェクト」を立ち上げた。プロジェクトでは「腸内環境の改善」「排便意識の改善」「トイレ空間の改善」という3つの改善に取り組んでいく予定だ。