OFFICE DE YASAIを運営するKOMPEITOが、JA全農を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施した。

OFFICE DE YASAIは、オフィス内で食べられるひとくちサイズの野菜や果物を中心に、「ヘルシーフード」を企業に届けるサービス。顧客オフィス内に小型冷蔵庫を設置し、週1～2回の頻度で3～4種の商品を届け、従業員は1パック100円程度で購入。現在、都内を中心に300社以上の企業が利用している。このたび日本全国各地に広がる生産者ネットワークを持つJA全農との提携により、商品のラインナップが益々バリエーション豊かに、そして質・量ともに供給が安定化、効率化することが期待されている。

一方、JA全農は国産野菜・果物の消費量が増えることで、本年度よりスタートした中期三か年計画で掲げる「持続可能な農業生産・農業経営づくりへの貢献」という基本戦略の実現に期待。両社は2016年中に、600社の顧客獲得を目指す。