2016年01月27日 13:15

カブクとランサーズは、デジタル製造ネットワークと3Dデザイン技術を活かしたものづくりプラットフォーム「クラウド3Dメーカー」の運用を開始した。

両者のプラットフォームを活用し、法人、個人向けものづくりを支援する。その第1弾事例として「TOYOTA i-ROAD」への実験的提供と試験運用に取り組んできた。

オープンイノベーションの加速に向けて新サービス「クラウド3Dメーカー」をローンチ。クラウド3Dメーカーは企業や個人の「商品アイデアを素早くカタチにしたい」、「3Dデータ制作をプロに頼みたい」、「データ制作からモノの製造まで、ワンストップ、安価で頼みたい」といったニーズに応えるための商品開発プラットフォーム。カブクは30カ国以上・数百工場におよぶ3Dプリンターを持つデジタル工場ネットワークを保有しており、本サービスではランサーズで製品の3Dデザインができるデザイナー会員を含む4千人のクリエイターを抱えている。

「TOYOTA i-ROAD」の実用化に向けた施策、「OPEN ROAD PROJECT」を通じて、個人の要望を反映したカスタマイズパーツの制作を低コスト・短期間で実現。これにより、新しいモノづくりの形「既成品の枠をこえた、個人のためのプロダクトづくり」がひとつ実現した。