2016年01月08日 13:52

国連WFPは、2015年10月1日~12月31日に展開した「世界食料デーキャンペーン2015|届けよう!未来を育む給食 ~1万人に1年間、学ぶ喜びを~」を通じて、途上国の子ども1万378人の給食1年分の寄付が集まったことを発表した。

本キャンペーンは、個人、企業、学校、団体とともに国連WFPの学校給食支援を集中的に推進することで、1万人の子どもたちに1年間、十分な栄養と、継続的な教育の機会を提供することを目指したもの。またキャンペーン開始を記念して販売を始めた、「レッドカップ」(500円税込)も、12月31日までに3,944個が購入され、キャンペーンの後押しとなった。

世界では6,600万人の小学生が空腹の状態で学校に通っており、さらに5,800万人は、家庭の労働の担い手になるなどして学校に通うことすらできないという。国連WFPは、今後も一人でも多くの子どもたちに給食を届けられるよう、様々な取り組みを行っていくとしている。