2015年12月01日 13:45

アイエスピーは、スマートフォンのカメラで撮影したマイナンバー通知カードの写真から、個人向けのマイナンバー(個人番号)12ケタの番号を文字認識するソフトウェアの提供を開始した。

企業は平成28年以降、従業員や扶養家族のマイナンバーを、源泉徴収や納税、社会保険の手続きなどを目的として収集する必要がある。マイナンバーを収集にあたり、便利なソリューションとなる。

OCR(光学式文字読取技術)により文字認識したテキストから、「12ケタのマイナンバー(個人番号)」、「氏名」、「生年月日」、「住所」を解析する。マイナンバーの撮影画像を保存する際に、番号部分をマスク(塗りつぶし)する機能もあり、個人情報の保管にも利用できる。平成28年1月以降に配布される「個人番号カード」のOCR解析ライブラリの提供も予定している。自動車運転免許証OCR解析を併用すると、本人確認の業務負荷軽減にも利用可能だ。