2015年11月06日 08:52

宝島社は、11月7日(土)、新刊書「ダウン症って不幸ですか?」を発売する。

本書は、ダウン症や発達障害などの啓発・支援事業に関わってきた放送作家・姫路まさのり氏が、2014年に日本民間放送連盟賞・ラジオ報道番組部門の最優秀賞受賞作品「朝日放送「ダウン症は不幸ですか? ~今こそ伝えたいご家族の想い」」を書籍化したもの。

近年のダウン症出生率の増加や、2013年に開始された「新型出生前診断」による検査の利用者増加とともに、中絶を選択する夫婦が増えている。姫路氏は、ダウン症の子を持つ家族はごく普通に幸せに暮らしていることや、ダウン症児と健常児の子育て・教育にそれほど差異はないことなど、ダウン症のことをもっと知ってもらい、命の大切さを伝えたいという想いから、本書の執筆に至ったという。