2015年09月30日 02:42

パナソニック汐留ミュージアムは、「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち」展を開催し、ゴーギャンらの作品73点を展示する。

フランスの北西に位置する小さな村、ポン=タヴァン。1886年、パリを離れたゴーギャンは初めてこの小村に滞在し、壮大な自然と明るい光、そして古くからの伝統文化に魅せられ、以降、何度も作品制作のために赴いた。この地でゴーギャンは「総合主義」という、現実と人間の想像力を一つの画面のなかに構成するスタイルを見出す。

さらにゴーギャンの指導は「ナビ派」の結成につながった。「印象派」から「総合主義」、「ナビ派」、そして「象徴主義」といった大きな転換の流れに立ち会うと共に、ゴーギャンと、ポン=タヴァンで活動した画家たちの個性や才能の輝きに出会えることが、本展の見どころ。会期は10月29日~12月20日。入館料は一般1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、 小学生以下無料。