2015年09月07日 13:44

相撲好きな著者が書いた「どすこいダイアリー」が発売される。
白鵬の盤石さを柱に、遠藤や逸ノ城といった話題性のある力士が盛り上げ、本場所は満員御礼が続出するなど、相撲人気が高まっている。「スー女」と呼ばれる女性ファンも増え、「婦人画報」などの女性誌でも相撲特集が組まれている。
著者のはすまるさんは普段会社員だが、「すもうねこ」というまんがで相撲好きにはおなじみ。本書の制作中はスケジュールが詰まって、「観客を描いているはずが全員力士だった」ということも。まさに不眠不休での執筆だった。
内容は盛りだくさんで、「生観戦の楽しさ」といった王道はおさえつつ、「お茶屋さんの仕組み」や「力士の生活」など、相撲ファンにも知られていない話題も盛り込んだ。初心者にも分かりやすいよう、専門用語には注釈をつけている。相撲の魅力を再発見できる、楽しいコミックエッセイとなった。