2025年10月23日 09:05

エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)は、短期間で構築でき、かつ利用者の要件に柔軟に対応が可能な「コンテナ型データセンタ」事業に参入する。ブランド名は「JPDC AI Container」。

本事業の第一弾として、北海道石狩市に約5万㎡の土地を2025年内に取得し、「JPDC AI Container Village@石狩」と位置づけ、プロジェクトを開始。1基目のコンテナ型データセンタは、最短で2027年4月の稼働開始を計画している。

また当該データセンタと都心部等の他エリアのデータセンタとを、大容量・低遅延なIOWNのAll-Photonics Network(APN)で接続し、単一のデータセンタと遜色ないオペレーションを実現する。将来的には、狭いスペースでも1基単位での置局が可能なコンテナ型データセンタの特性を活かし、企業や自治体の空きスペースなどを活用した全国の需要のあるエリアへの構築も進めていく。

本事業の一環として、コンテナ型データセンタに関わる土地調査から設計・施工、運用・保守、さらにはネットワークまでを一括提供するワンストップソリューションサービスを2026年度より提供開始し、コンテナ型データセンタを営む事業者をエンジニアリングや保守・運用で下支えするビジネスにも事業拡大する。

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