2025年10月09日 13:01

マイナビは、10月より、社内備品共有ツール「マイカリ」を全国49拠点の支社で展開する。
マイナビでは、2023年よりサステナビリティ推進を重要な経営課題の一つとして掲げており、環境負荷の軽減に向けた取り組みを強化している。
「マイカリ」は、社内で不要となった備品を社員同士や部署・拠点間で共有することで、資源の有効活用や環境負荷の軽減、経費削減を図る社内ツール。「マイカリ」は、社内業務において、備品の重複発注や廃棄の実態に課題を感じた社員の声をきっかけに開発された。「まだ使えるのに捨ててしまうのはもったいない」という現場の気づきから、社内で不要となった備品を社員同士や部署・拠点間で共有できる仕組みがあれば、資源の有効活用、環境負荷の軽減、そして経費削減につながるのではないかという考えのもと、ツール開発に向けて、全社を横断したボトムアップ型のプロジェクトが始動した。
社内コミュニケーションツールを活用し、業務システム部門、DX推進部門、総務部門など9部門の有志社員が連携。社内ルールや事業部ごとのニーズに対応した仕様設計を行いながら、「マイカリ」は企画・設計から開発・運用に至るまで、すべて社内で完結する形で構築された。2024年8月より、都内3拠点(竹橋本社・新宿・銀座)にて試験導入を行い、約1年間で100件以上の取引が成立。10月より、全国49拠点の支社への展開を開始する。