2025年10月07日 16:00

トイファクトリーは、水や化学薬品を使わず衛生的に排泄物を処理できる次世代トイレ「clesana(クレサナ)」の日本総代理店として、異業種への本格展開を強化。最新導入事例として、豊橋市の三栄建材がクレサナのオプション新モデル「クレサナ ポータブルスリム」を現場事務所に採用した事例を紹介した。

愛知県豊橋市で創業50年を迎える三栄建材は、運送業務と建設資材の販売を中心に事業を展開し、地域に根ざして歩みを続けている。山道に構える事務所は、日中ダンプカー運送で忙しい従業員の憩いの場であり、事務スタッフや来客にとっても欠かせない拠点。しかし、これまで事務所にあったのは和式タイプの仮設トイレ。従業員や来客にとっては不便なうえ、水を引こうとすれば300万円近いコストがかかる課題を抱えていた。

そんな状況に対し、同社代表取締役の吉見直子社長は「水がないのを逆手に。不便を便利に転換する」と決断。水源に依存せず、洋式タイプで快適に利用できる点、そして40万円未満で導入できる点から「クレサナ ポータブルスリム」の導入を決定した。

「クレサナ」を選んだことで、水洗トイレを設置するための水道工事費用に比べて、約90%のコスト削減が実現。水道の確保が難しい運送・建設の現場事務所において、「水なし・臭いなし・手間なし」を実現する「クレサナ」は、現場の快適性と災害・BCP対策の備えを同時に実現する新しい選択肢となっている。

詳しくはclesanaオフィシャルサイトへ。