2025年10月06日 19:00

東京都中小企業振興公社は、外国人社員を活用した中小企業の海外事業展開を支援する実践型プログラム「海外ビジネス・チャレンジ塾(外国人向け実践コース)」を、12月11日より開講する。
近年、外国人社員を雇用する企業が多くなってきているが、外国人社員を雇用している企業から聞かれるのが「自社の海外ビジネスに外国人社員の特性や知見を活かしたい」「異文化理解を深め、チームの連携を強化したい」「外国人社員にもっと活躍してもらい、定着率を向上させたい」といった声。「海外ビジネス・チャレンジ塾(外国人向け実践コース)」では、そういった外国人社員の人々が、社内でより活躍してもらうことを目的に実施する。プログラムは全4日間にわたり、専門家による講義や実践例の共有を通じて、すぐに実務に活かせる内容を学ぶことができる。
本プログラムでは、外国人雇用政策に関する政府検討委員を歴任し、外国人材の職場でのコミュニケーションや能力開発に豊富な知見を持つ講師が登壇する。また、自社の海外事業拡大のためのアクションプランと、それを担うリーダー候補としての自己成長プランを作成し、発表を行う。さらに、受講者一人ひとりの日本語を支援し、課題解決するために個別面談によるアドバイスを提供。他の参加企業との交流を通じて、新たなビジネスチャンスやパートナーシップを模索する場も提供する。
費用は5万円(税込)(1社につき2名まで受講可能。募集人数は先着15名)。期間は12月11日〜2026年3月4日。形式は全4日間(オンライン併用、遠方からも参加可能)。