2025年10月01日 09:36

島根電工グループは、9月27日、松江市くにびきメッセにて、技術力と安全意識の向上を図る「令和7年度 社内技能コンクール」を開催した。

今年で61回目を迎える本コンクールは、長きにわたり同社の強みである技術継承の中核を担い続けている。また、今回は初の試みとして「工事車輛コンテスト」を同時開催し、社員一丸となって「安全と品質」への意識を高める一日となった。電気工事部門は1965年、管工事部門は1991年の開始以来、毎年欠かすことなく開催されてきたこのコンクールは、単なる競技会ではなく、同社の技術者としての誇りとプロ意識を育む場。各事業所から選抜された代表選手たちが、日頃の研鑽の成果を正確性とスピードで競い合った。

本コンクールは、全国大会へと続く、島根電工独自の技能者育成システムの起点となる。厳正な審査の結果、入賞した電気工事部門の上位2名の選手は、10月26日に開催される島根県大会に出場予定。1965年の第1回大会から続く島根県大会で上位5名に入賞すると、中国大会へ進出。中国大会での上位入賞を経て、2014年に第1回が開催された「電気工事技能競技全国大会」への出場資格を獲得する。島根電工グループは、この全国大会において、第1回大会での全国1位獲得をはじめ、2024年の第5回大会まで第3回大会を除き計4回上位入賞を果たすなど、全国でも屈指の技術力を誇る。

島根電工