2025年09月30日 15:58

Shopify(ショッピファイ)の日本法人 Shopify Japan、事業者のAI活用実態を調査。グローバルで4765以上のShopifyの事業者から回答を収集(日本からは125事業者)し、「2025年版 Shopify年次事業者調査」の結果を発表した。

調査によると、グローバル全体では、Shopifyの事業者の半数以上(54%)が、今年中に、商品説明、ブログ、SNS投稿などのコンテンツ生成にAIを活用する予定と回答した。なかでも55歳以上の経営者は61%と最も割合が高く、35~54歳は57%、18~34歳は47%と、幅広い世代でAI活用の動きが広がっている。さらに約半数(47%)が、商品レコメンドやソーシャル広告などのマーケティング施策にAIを導入すると答えた。

なお、日本では92%の事業者が今年中にAIをビジネスへ導入する意向を示している。この割合はAPACでもトップクラスで、オーストラリアおよびニュージーランドの83%を大きく上回る。日本国内でのAI活用予定のトップはコンテンツ生成(51%)で、事業者の半数以上が商品説明やマーケティング用テキストの作成にAIを取り入れる計画と回答した。

さらに日本の事業者が他地域に比べて大きくリードしている分野が、翻訳支援。日本では37%がAIによる多言語対応を予定しており、これはアジア太平洋平均(17%)の2倍以上に達している。