2025年09月26日 12:00

ハヤト・インフォメーションは、Bluetooth Low Energy(BLE)技術を活用し、室内での人や物のリアルタイムな位置情報を可視化する新ソリューション「どこね」を、提供開始する。

GPSが届かない病院内や工場などの屋内環境において、医療機器や資材の所在確認、スタッフの配置状況把握、緊急時の安否確認などは、業務効率と安全管理の観点から重要な課題となっている。従来の屋内位置情報システムは、大がかりな工事や複雑なネットワーク構築が必要となるケースが多く、導入コストと手間が障壁となっていた。「どこね」は、この課題を解決するために開発された、「簡単設置」と「リアルタイム通知」を両立させた室内位置情報可視化ソリューションだ。

「どこね」は、BLEビーコンと中継ノード(レシーバー)を活用することで、GPSの届かない場所でも、人(スタッフ、患者様など)や物(医療機器、資材など)の正確な所在をリアルタイムで把握できる。中継ノード間の通信にLPWA(Low Power Wide Area)の通信規格であるLoRaプロトコルを採用しているため、大がかりな配線工事や既設のWi-Fiネットワークは必要ない。「部屋に入りました」「部屋から出ました」といったエリアの移動や、「ボタンが押されました(呼出し)」「バッテリー低下」などの異常を検知した際に、管理者へLINEやメールで即時に通知。これにより、スタッフの急変対応、徘徊検知、作業の停滞などをリアルタイムで把握し、迅速なアクションを可能にする。

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