2025年09月10日 16:14

エヌエスティ・グローバリストは、IoT分野における包括的ソリューションの本格展開を発表する。
近年、インフラ老朽化対策や災害対策において、中山間部・地下施設でのIoT活用が急務となる中、通信制約による「導入断念」が産業界共通の課題となっている。画像・センシングデータを活用した業務改善のニーズが急速に高まっているが、実際の現場では通信インフラの限界、高額な運用コスト、導入の複雑性などが課題に。産業界や地方自治体では「IoTを導入したくても技術的・経済的に困難」という状況が常態化し、デジタル格差が拡大している。
そうした中、同社は従来の携帯電話回線や衛星通信等では対応困難だった中山間部や地下施設からのデータ通信を、4つの主力製品・サービスと省電力対策の統合により実現。「PRIME-WAVE」「SR-IMAGE」「高出力と高感度受信LoRa無線システム」と省電力対策を統合することで、従来個別対応が必要だった課題をワンストップで解決する。
さらに、LTE回線・衛星通信・無線LAN・固定回線を現場環境に応じて最適選択でき、データ通信空白エリアはプライベートLoRaで補完するマルチ通信対応にした。これにより、「どこでもつながる」通信環境を構築、画像・センシングデータ活用のIoTシステムを実現する。
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