2025年08月27日 15:33

2024年の大規模林野火災で焼失した森林の再生へ向け、市民等参加型で植樹ボランティアを募集することが決定した。

2024年5月に山形県南陽市の中央に位置する秋葉山で発生した林野火災は、鎮火まで9日間を要し、森林約122haを焼失する大規模な林野火災となった。発生から1年半が経過し、自然が持つ力と、焼損木の撤去などの取組もあり、黒焦げとなった秋葉山にも少しずつ緑の姿に戻ってきている。林野火災からの更なる復興に向け、この度、イオン環境財団より支援を受け、「秋葉山復興植樹」イベントを開催することとなった。

本イベントでは一般の人たちにも参加してもらい、約1000本の苗木を植樹する。地域に愛されてきた秋葉山の再生、そして林野火災からの教訓を未来へつなぐ取組として、地域住民だけでなく、登山者や秋葉山を愛する全ての人にとって、貴重な機会となる。

植樹は、ヤマザクラ、ヤマモミジ、ツツジ、イチョウを各250本、少花粉スギ10本を予定。 ヤマザクラとヤマモミジ、ツツジは秋葉山に植生していた樹木。イチョウは秋葉山が位置する宮内地区のシンボルであるとともに、耐火性が高いことから、防火・無火災のシンボルとして植樹する。参加者には、記念品として焼損木を活用して作ったコースターや鍋置きをプレゼントする。

開催日時は10月29日。集合・開会行事は向山公園南駐車場(山形県南陽市宮内)。募集人数100名(イオン環境財団募集分。このほか南陽市募集分で100名を募集)。イオン環境財団申込みフォームはこちら