2025年08月27日 09:06

ダイキンでは、全国の20代~60代の男女1000人に「2025年熱あたり・熱中症対策に関する調査」を実施した。
今年の夏も厳しい猛暑が続く中、7月末の時点で、おおよそ2人に1人が体に熱がたまることでおこる体調不良「熱あたり」を経験しており、しかも約9割の人は病院には行かず対処していることがわかった。これは、昨年2024年の「夏場の熱による体調不良に関する全国調査」の結果と同じ傾向となる。
体調不良経験者の約6割が熱あたりの初期症状(睡眠の質の低下、疲れがとれない)を経験。対策意識を尋ねると、暑さ対策はしているが熱中症対策の意識は低く、全体の約1割が暑さ・熱中症対策を「特にしていない」と回答した。
一般的なハンディファンや扇風機、サーキュレーターは、気流を生み出して汗の蒸発を促すことはできるが、温度や湿度を下げる効果はない。外出時はクールスポットを活用したり、自宅では我慢せずにエアコンを使ったりして、体の中の過剰な熱を体の外に逃がせるように、体のまわりの温度や湿度を下げることが大切だ。
気流を生み出す扇風機やサーキュレーターは、エアコンと併用することで体感温度を下げたり、エアコンから離れた場所に涼しい空気を届けたりできる。こうした工夫でエアコンの設定温度の下げ過ぎを抑えることは節電にもつながる。









