2025年08月26日 12:56

ウィルオブ・コンストラクションは、外国籍施工管理技士の派遣サービスを本格始動した。

日本国内の建設現場では、建築・土木・電気・設備分野における専門学科卒の日本人若手の採用が非常に困難な状況が続いている。一方で、技能実習生や特定技能制度を活用した外国籍施工管理技術者人材は増加しており、現場の円滑なコミュニケーションと品質管理を担う管理者層にも外国籍技術者人材が求められる時代になっている。海外には専門性の高い技術・知識を学んだ人材が多数おり、日本では採用の難しい建設系学部卒の採用が可能だ。さらに、現地採用段階で1級施工管理技士の取得を目指すエンジニア志望の人を採用することで入社後の定着率が非常に高いという特長がある。こうした背景をふまえ、「外国籍施工管理技術者の派遣サービス」を本格始動させる運びとなった。

ウィルオブ・コンストラクションでは、同社の強みである「採用力」により各国に合わせた会社説明会・面接を実施し、独自の採用基準を各国で設定し選考を行うことで、優秀な人材を確保できるよう力を入れている。また、面接官ごとの評価のばらつきを防ぐスキームを確立しており、質の高い人材の安定供給が可能だ。2025年度中に200名を採用、そのうち170名の外国籍施工管理技士の就業を目指すべく、インドネシア、ネパール、モンゴル、ミャンマーの人材採用を開始している。またインドネシアでは、現地大学3校と提携し、現地でのJOBフェアや説明会を通じて、建設系学部卒の優秀な学生の採用を進めていく。

ウィルオブ・コンストラクション