2025年08月21日 16:22

官民連携まちづくり事業「NIPPONIA 小松」が本格始動。第一弾開発プロジェクトとして取り組んだ古民家分散型宿泊施設「Komado with NIPPONIA」が、9月13日に開業を迎える。

この取り組みは、2024年2月に締結された「小松市の地域活性化に向けた持続可能なまちづくりに関する連携協定」に基づくもの。今秋には市内の安宅エリアにて、北前船主の屋敷を改修した古民家宿泊施設「安宅ノ宿 沖with NIPPONIA」の開業も予定。各施設を起点に小松市の活性化事業を面的に展開していく。

NIPPONIAとは「なつかしくて、あたらしい、日本の暮らしをつくる」をビジョンに掲げてNOTEが手がける、歴史的資源を活かした地域活性化事業の総称。遊休化した歴史的建築物を宿泊施設や飲食店として再生することで、地域に新しい生業を作り出し、それにより土地の暮らしや歴史、文化を次世代に継承することを目指している。8月1日時点で全国33地域にてNIPPONIAの事業を展開中。

今回の「NIPPONIA小松」プロジェクトは、小松市内で「Komatsu Creative Days」というコンセプトを掲げて取り組む官民連携のまちづくり事業。従来のNIPPONIA事業の幅を広げ、事業推進の中核となる小松DMCが、物件の開発事業のみにとどまらず多岐にわたる関係者と連携。小松市の地域活性化事業を長期的に展開する、NIPPONIA事業の中でも新しい挑戦となる。