2025年08月20日 15:50

ADK MSはOpenXのサービスを活用し、企業のデジタル広告取引におけるカーボンオフセットを実現する「ADKカーボンオフセット広告(R)」の提供を開始した。
近年、企業のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みが加速する中、広告分野でも環境負荷を低減する手法として「カーボンオフセット広告」が注目されている。カーボンオフセット広告とは、事業活動などにより排出される温室効果ガスをできるだけ減らすように努力をし、削減できない排出について、排出権(クレジット)の購入を行うことで、排出量を埋め合わせ(オフセット)する仕組み。特にインターネット広告は、配信時にサーバーやネットワークインフラ、ユーザー端末で電力を消費するため、広告配信に伴うCO2排出量が課題となっている。
こうした間接的な排出(Scope3)にも企業として責任を持つことが求められる中、カーボンオフセット広告はクライアント企業の環境配慮姿勢を社会に示す新たな選択肢として、広がりつつある。
「ADKカーボンオフセット広告(R)」は、OpenXのDeal Idを活用し、広告配信時に発生する(CO2)排出量を測定し、リアルタイムで排出量を相殺。さらに、キャンペーンのパフォーマンスデータを分析し、得られたインサイトを提供することで、今後の広告キャンペーンにおけるさらなるCO2排出量削減を可能にする。