2025年08月04日 15:50

中部国際空港は、セントレア第1ターミナル3階国際線・国内線搭乗エリアの充電設備を拡充。ベンチを利用する人の多くが座りながら充電できるよう、サービスレベルの向上を目指す。

中部国際空港は、第1ターミナルのサービス向上を目指し、館内の充電設備を順次拡充してきた。従来の充電設備はコンセントとUSBの2種類だったが、このたび増設する充電設備はコンセントとUSBに加え、Type-Cでの充電も可能。2026年9月までには、約1600台を設置する。機内でのモバイルバッテリー使用が制限される中、ベンチを利用する人の約8割が、搭乗直前まで座席から直接充電できるようになる。

今年7月時点では既に、第1ターミナル国内線1~7番搭乗ゲート付近のベンチへの増設作業が完了。今後、国内線の全3ゲート、国際線の全25ゲート付近のベンチに順次増設し、2026年8月までの完了を予定している。2026年9月開催の「第20回愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会」を見据え、中部地域の空の玄関口として国内外からの利用客を受け入れる関係整備を行っていく。

今後もセントレアは、利用者のニーズに最大限応え、空港のさらなる利便性の向上に努めていく。乗客が安心して空の旅の準備を行えるよう、環境とサービスの改善に努めていくとしている。