2025年08月01日 16:14

メドキュレーションは、7月26日池袋サンシャインシティにて、中学生・高校生とその保護者を対象にした「見てびっくり!ふれてなるほど!カテーテル医療体験教室」を開催した。

全国約20万人の高校生を対象に実施された調査では、大学で学びたい分野として「医療」が第4位にランクインされている。こうした背景を受け、同社はカテーテルを通して未来を担う子どもたちに日本の医療技術を知ってもらい、医療を関心から実感として感じてほしいと考えた。

現在、同社はカテーテルを用いたがん治療法に関するクラウドファンディングを実施している。その活動の中で、カテーテルのような高度な医療技術は、一般の人々にとって日常的に触れる機会が少なく、「縁遠い存在」となっている現状を強く実感してきたという。今回の体験教室は、親子で参加してもらうことで、医療について家庭でも考え、話し合うきっかけとなり、カテーテル治療への理解を深めてもらう場にしたいと企画した。

当日は、カテーテル治療を専門とする医師や医療器具を取り扱う専門家合計12名がサポート。4つの体験セクションに分かれ、実際の医療現場で使用されるカテーテルの血管形成術(PTA)体験、カテーテル操作体験、血管塞栓術体験、異物回収体験を行った。参加者からは、「カテーテルにもたくさんの種類があって、複数の用途があることに驚きました。なかなか体験できる機会がないので、興味深い体験をありがとうございました。」などの声が寄せられた。