2025年07月23日 09:51

高知県立林業大学校は、8月18日~20日、建築を専攻する学生の人々に向けて、高知の森林と木造建築を学ぶ3日間のプログラム「サマースクール」を開催する。

2018年度より初代校長を務める、建築家・隈研吾さん。高知県との繋がりが深い隈校長だが、中でも梼原町では、梼原町役場など町のシンボルともいえる木造建築を多数手がけている。今回のプログラムでは、雲の上のギャラリー、梼原町役場、ゆすはら座、雲の上の図書館、まちの駅「ゆすはら」(マルシェ・ユスハラ)を訪れる。

豊かな森林資源を持つ高知県に校舎を構える高知県立林業大学校は、高知県の林業を牽引する人材育成を目的に設立された学びの場。特徴である実践的なカリキュラムで、林業、木材産業、木造建築の各分野で基礎から専門的な技術までをしっかり学ぶことができる。同校の特色あふれる授業を聴講する本プログラムは、幅広い知見を深められる絶好の機会だ。また、高知県は、実は森林率が日本一。県土の84%を森林が占めており、豊かな自然が息づく環境。「ゆすはらの森」への訪問を通し、高知が誇る森林環境に触れてもらう。

参加費は無料(現地での移動・見学費用は不要。現地までの交通費・宿泊費・飲食費は自身で負担)。滞在費用は約1万5000円(2泊2夕食付・梼原町「遊友館」滞在)。開催日は8月18日~20日。申込締切日は8月8日。会場は、高知県立林業大学校、梼原町周辺。

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