フューチャーアーキテクトは、SBI地方創生バンキングシステムに提供する「次世代バンキングシステム」を、島根銀行に導入。当初の計画通り、7月22日に安定的な稼働を開始した。「次世代バンキングシステム」の導入は、本プロジェクトで2行目。

構築にあたっては、これまでのノウハウをベースに効率化を図り、導入1行目の福島銀行の稼働から1年で本番稼働を実現した。フルオープンAPIを備えた勘定系システムによって外部連携を迅速にし、これまで「維持・保守」に集中していた金融機関のシステム投資を「戦略」中心に切り替えていくことで、地域金融機関のDXを実現する。

本システムは、フューチャーアーキテクトが全国30行以上の地域金融機関の改革を支援してきた実績とノウハウをもとに、地域金融機関に求められるバンキングサービスを再定義し、構築したもの。多数の採用実績のある最新テクノロジーを用いてゼロベースで最適を追求したクラウド型基幹系業務システムで、業務プロセスを整理し、勘定系コア機能をシンプルにしたアーキテクチャを採用している。

フューチャーアーキテクトは、島根銀行の IT 戦略パートナーとして銀行業務とシステムの理想像をともに描き、「次世代バンキングシステム」を構築。デジタルシフトによる「事務の効率化・省力化」「人員の再配置」「営業体制の効率化」を実現し、地域活性化のエンジンとして貢献する。