2025年07月22日 12:23

梅栄堂は、近畿大学との共同開発によって生まれたお香2種類を7月27日より発売する。
近畿大学薬学研究所・森川敏生教授との共同研究に基づいて新たに採用された生薬、蓬(ヨモギ)、甘草(カンゾウ)をベースに、白檀を加えて爽やかさを引き立たせたもの、桂皮を加えて甘味に深みを持たせたもの(煙ひかえめ)の2種類を開発した。
商品化にあたり成分分析を実施。同大学生物理工学部・白木琢磨准教授による質量分析の中で、同社従来品に見られない特徴的な結果を確認できたことから、新規採用された2種類の生薬が正しく配合されていることが明らかになった。その結果を以って、本商品が「2種類の生薬を新規採用」という特長を十分満たした品質の商品であることを証明できた。また近畿大学薬学部の学生有志の人々にも協力を得て、本製品の開発過程において、お香づくりからパッケージデザインにいたるまで様々な意見をもらいながら試作を行い、本製品は完成した。
本製品は、ほのかに優しい香りがゆったりした空間を演出するので、自宅でのリラックスタイムの他、瞑想・ヨガなど様々なシーンで使用できる。また、新規採用生薬以外にも漢薬がたっぷり配合されており、伝統的な製法で生産されているので、仏事用にも使用できる。
価格は各1430円(税込)。発売日は7月27日。販売は、古香堂なんばマルイ店(大阪市中央区)、古香堂オンラインショップ、全国有名百貨店、仏壇仏具店、専門店など。