2025年07月22日 16:05

吉野家とはなまるは、地域の飲食店をこども食堂化するサービス「こどもごちめし」を運営するKids Future Passportと連携。こどもたちの「夏休み期間中の食の不安」を解消するため、7月22日より吉野家の全国店舗およびはなまるうどんの都内45店舗で、支援を必要とする中学生までのこどもたちへ食事を無償提供する。

学校給食がない夏休み期間、日々の食事に困るこどもたちは少なくない。グッドネーバーズ・ジャパンの調査によると、同団体運営のフードバンクを利用する低所得のひとり親家庭のうち、長期休暇中に約4割の家庭が「こどもが1日2食以下になる」と回答したという。成長期の子どもにとって、食事は体と心を育む大切な基盤であり、必要な栄養が不足すれば、健やかな成長が妨げられてしまう。

この現状を受けて、こどもたちが日々安心して食事を楽しめる環境を全国に広げて健やかに育つ社会の実現に貢献するため、「こどもごちめし」を通じて、吉野家、はなまるうどん、モスバーガーが連携。支援を必要とする中学生までのこどもたちに、今夏、無償で食事を提供することとなった。

無償提供の予定食数は、吉野家は3.5万食、はなまるうどんは3千食、モスバーガーは1万食。さらにKids Future Passportは、クラウドファンディングによる市民からの支援も加え、全国の子どもたちへ温かい食事を届ける取り組みを展開する。詳しくはこちら