CINCは、業務生産性の向上を目的として開発・活用している社内ツール「CINSOC（シンソク）」により、月平均で約160時間分の業務を効率化した。今回の効率化は、主にコンサルティング業務における分析・提案作成、営業業務における提案準備の自動化によるもので、年間では約1920時間分の業務削減を見込んでいる。

CINCは創業時より、独自のビッグデータ収集・分析力を活かした精緻なコンサルティングを強みとしている。この品質を担保するためには、各種ツールから得られるデータに加え、さらに多量のデータを収集・処理する必要があり、従来はこのプロセスを人が担っていた。

そこでCINCでは、データ収集からレポート作成までを自動化すべく、社内ツールであるCINSOCの開発・活用を推進してきた。分析業務の自動化機能をはじめとする継続的なツール改善の結果、従来は数時間～数十時間を要していたデータ収集・処理・レポート作成といった定型業務が大幅に効率化された。ツールの活用開始前と比較して、月平均約160時間の業務を削減、年間で1920時間に相当する時間を創出できる見込み。

CINCは今後も、継続的な機能開発と改善を通じて自動化の対象範囲を拡大し、さらなる生産性向上を目指す。業務効率化によって創出された時間を、顧客への提供価値向上に最大限活用することで、「マーケティングソリューションで、日本を代表する企業へ。」の実現を加速していく。