2025年07月10日 12:34

主婦の友社は、7月11日、「一番使える わたしのエンディングノート 今日から役立つ、書き忘れがない」を発売する。

「これからの時代、40歳を過ぎたら、誰でもエンディングノートを書いておくべきです」と話すのは、本書を監修した、終活アドバイザーでNPO法人ら・し・さ副理事長の山田静江さん。エンディングノートとは、人生の後半期や死後に備え、大切な情報を記録しておくノートのこと。「情報のデジタル化が急激に進んだことがその理由です。今の時代、親族や友人の連絡先から電気やガスの検針票、クレジットカードの支払い明細、証券の登録情報などまで、多くの情報がデータ化しています。スマホのロック解除は家族でも困難で、スマホが開けず、入院時や死後の手続きが滞ったり、相続のトラブルが起きたりするケースが急増しているのです。もしものときに家族や第三者に重要情報をスムーズに伝えるには、紙のエンディングノートがやはり一番です」。

「一番使える わたしのエンディングノート」は、20年以上、終活の現場を見てきた山田さんが「絶対に必要」と思う項目を網羅しつつ、簡単に書けるよう監修。今の時代に最重要なスマホやパソコンのパスワード、サブスクの登録状況を書く欄をたっぷりとっている。緊急時にすぐ必要となるかかりつけ医やケアマネジャーの連絡先、医療情報、書いておかないとトラブルの元になる終末期医療や相続の希望などもわかりやすく書きこめる。

定価は1650円(税込)。発売日は7月11日。

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