2025年07月10日 09:01

フレグランスプロジェクトは、全国11店舗で展開しているオーダーメイドフレグランス体験において、自身の「推し」をイメージしたフレグランスを制作する人が増えている。SNS上では「#推し香水」のハッシュタグ投稿が盛り上がりを見せ、「香りで推しを感じる」という新しい自己表現の文化が広がりを見せている。
「MY ONLY FRAGRANCE」は、京都発のオーダーメイドフレグランス専門店。現在、京都に6店舗、名古屋に1店舗、東京に3店舗,、横浜に1店舗の計11店舗を展開している。店舗では、季節に応じて用意された数十のフレグランスから利用者が好みの香りを選び、経験豊富なフレグランスアドバイザーが利用者の好みを聞きながら、目の前で香りを調合する。
MY ONLY FRAGRANCEでは、利用客がその「推し」を思い浮かべながら、自分自身で香りを選び、調合し、名前をつけることで、まさに「自分自身の想い」を反映した香りを作ることができる。誰かを想いながら香りをつくる行為は、同時に、自分の中にある「好き」の感情と丁寧に向き合う時間でもある。
アクリルスタンドやぬいぐるみなど「推しグッズ」を持参して来店する人も多く、調合した香りのボトルと並べて写真を撮る姿も日常の一コマとなりつつある。また、親子でそれぞれの「推し」をテーマに香りをつくるなど、世代を超えて楽しむ姿も見られる。香料に決まった傾向はなく、推しのイメージに合わせてローズやムスク、シトラス、バニラなど幅広い香りが選ばれている。