2025年07月09日 20:06

クロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「機能性ウェアに関する調査(2025年)」を実施した。

連日の猛暑のなか、接触冷感や吸汗速乾などの機能を備えた衣料品や、睡眠の質を高めたり、日々の疲れを癒す目的で着用される「リカバリーウェア」が話題となっている。今回は、機能性ウェアについて聴取した。

機能性ウェアを持っている割合は52.3%。保有率が高いものは、「吸汗速乾」「UVカット」「発熱・保温」「涼感・放熱」が2割台。「UVカット」は女性が35.8%と持っている割合が高いことがわかった。興味がある/試してみたい機能性ウェアは、「疲労軽減/リカバリー」「涼感・放熱」「睡眠サポート」「吸汗速乾」が上位。「疲労軽減/リカバリー」「睡眠サポート」の機能がある服の保有率は3%未満と低いものの、興味を持たれていることがわかった。

取り入れたい機能性ウェアのタイプは、「下着・インナー」が39.5%で最も高い。次いで、「トップス」「パジャマ・ルームウェア」が2割台で続く。特に女性は、「下着・インナー」や「パジャマ・ルームウェア」など、日常着に人気が集まっている。

機能性ウェアに対する印象や懸念は、「価格が高く、気軽に試しにくい」「洗濯すると効果感が薄れないか不安」「効果が本当にあるか不安・怪しく感じる」が上位。価格に対する抵抗感や取り扱い・効果感への不安が見受けられた。

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