2025年07月09日 15:38

6月30日~7月4日にかけて、DEGAM鶴岡ツーリズムビューローは、鶴岡市からの委託を受け、冬の観光誘致を目的とした台湾向けプロモーションを実施した。台湾現地の旅行会社を対象に鶴岡市内の観光・宿泊事業者10社に加え、市外の観光団体2団体とも連携。地域が一体となって、現地でのセールスコールや商談会など実践的なプロモーションを行った。
現地では当地の地酒やワイン等の食への関心に加え、祭りなどの行事への関心も高く、商談会には45社の現地旅行会社が参加。早速予約につながったという事業者もあり、具体的な反応と手ごたえを感じられる機会となった。
近年、台湾からの訪日旅行者数はコロナ前の水準に戻りつつあり、特に地方への関心も高まっている。この度の企画は、そうした中で観光施設や宿泊施設の地域事業者とともに現地旅行会社と直接対話する機会を設け、地域の魅力を体感してもらうことを目的としたもの。鶴岡市国際観光大使を担う、台湾を中心に活動し、ホテル経営等も手掛けるベンジャミン・リャさんの協力のもとハワードプラザホテル台北にて商談会を開催した。
台湾での鶴岡市による商談会は2024年7月に初めて開催され、今回が2回目の開催。今回のプロモーションで得られた反応や交流を通じて、台湾の旅行会社と連携しながら、地域に根差した旅行商品の造成を検討していく。