2025年07月07日 16:00

ベネッセは、米国Udemy(ユーデミー)社との業務提携開始10年を記念して、Udemy社が運営する社会人向けのオンライン動画学習プラットフォーム「Udemy」の日本国内10年分の学習データを分析。学習トピックの変遷や、学習時間と学習スタイルの関係などをまとめたレポートを発表した。
それによると、日本でのサービス展開当初(2015~2016年頃)では、PythonやJavaといったプログラミング言語やWeb開発スキル等が人気のある学習領域だった。2019年からはAWSが台頭し、2023年以降は生成AIを中心としたAI分野が急成長している。
また「Udemy」 受講者は、16時~17時によく学習し、特に日曜日に学習する人が多い傾向。また、月曜日~木曜日の22時~24時の学習も相応に見られた。「Udemy Business」 受講者は、休日よりも相対的に平日の11時~12時や15時~17時の業務時間内に学習を行う傾向があり、両サービス共通して、学習タイミングは夕方に集中していた。
個人向け「Udemy」 内で直近検索数を伸ばしているワードとしては、生成AI関連が大部分を占めていた。特に「AIエージェント」の領域は講座の受講数も増加。資格についてもAI領域の需要が拡大しており、AIの基礎的な知識を問うものとして「G検定」やマイクロソフト認定資格の「Azure AI Fundamentals」の検索数が伸長している。詳しくはこちら。