2025年07月04日 16:22

豊島区は、7月4日~7日の4日間、トキワ荘マンガミュージアムと南長崎花咲公園にて、トキワ荘オリジナル「ぬりえ短冊」を結んだ「七夕飾り」を展示する。

「ぬりえ短冊」はトキワ荘マンガミュージアム限定版で、手塚治虫の「ブラック・ジャック」に登場する「ピノコ」や、赤塚不二夫の「もーれつア太郎」など、11人の作品・11種を用意した。また「トキワ荘」ゆかりのマンガ家やその作品を知る機会にしてもらおうと、近隣の小学生や保育園児をはじめ、本区の姉妹都市である長野県箕輪町の子どもたちも町制70周年を記念して、ぬり絵短冊作りに参加。現在4000枚を越える願い事が集まった。

その中には、「みんなが健康で元気な日々を過ごせますように!」「絵がうまくなりたい!」などの願い事が書かれている。地域の人々と区の職員などで短冊の飾り付けを行い、公園内に本物の笹竹を使用した40本の「七夕飾り」が誕生した。

本イベントは、今月7日に開館5周年を迎えるトキワ荘マンガミュージアム記念事業の一環で開催されるもの。7月6日までに当館に来館した人は、短冊にぬりえをして、願い事を書くことができる。区の担当者は、「トキワ荘があったこの街は、マンガ家を目指していた先生方が夢を叶えた街です。今年は例年以上の願い事が集まっています。子どもたちをはじめ、皆さんのたくさんの夢が叶ってほしいです」と話している。