2025年07月01日 09:57

Devesion(デヴィジョン)は、同社が開発した生成AIを活用し多言語での案内が可能となる「AIキャラクター案内サイネージ」が、福岡市の「実証実験フルサポート事業」に採択された。
近年、業界・業種を問わず、業務効率化や人手不足への対応などに、AI活用の期待が高まっている。Devesionでは、来館者がネコのキャラクターと自然な会話を楽しみながら、館内の案内や展示品の説明を受けられる、エンターテインメント性の高い「生成AI×キャラクター」による自然対話型の施設案内システムを開発した。32カ国語に対応しており、多様な来館者が言語の壁を感じることなく、快適に館内を楽しめる環境づくりを目指している。
今回、生成AIを活用した新たな施設案内の実証実験をスタート。福岡市博物館内に、生成AI活用した大型デジタルサイネージシステムを設置、来館者と会話ができるネコのAIキャラクターが館内を案内する。主な特徴は、「親しみやすいAIキャラクターによる館内案内や展示品の説明」「来館者を検知するとAIキャラクターが自動で声かけ」「外国人観光客も利用可能な32カ国語対応」。自然な対話を通じた来館者の満足度や情報提供の有用性を検証する。
同社ではこの実証実験を通して、生成AIキャラクターを活用したシステムをニーズに合わせて開発することで、観光施設や商業施設での新しい体験価値の提供を目指し、プロダクト設計していく。
実証期間は7月1日~9月30日。