2025年06月25日 19:31

大黒屋は5月26日より新たに導入したAIシステムにより、ECサイト内に出品されているブランド品に対して、1日あたり最大10万件の自動買取オファーが可能となった。
今までは人力で査定していたものを自動化することで査定効率が大幅にあがり、買取数を向上できることが判明。買取業務における商品情報の特定をAIにより自動化することで、熟練のスタッフは査定・真贋鑑定のみに注力できる体制構築を行った。また、ECサイトに商品を出品する際に行っていた商品情報の登録を、AIにより自動化。スタッフはデータの補正・確認のみで出品が可能となるシステムを構築している。
大黒屋では、新サービスとして、ECサイトに出品されたブランド品等に対して、大黒屋による査定金額をベースにした買取価格を提示。出品者がその価格での売却を希望する場合、通常のECサイトでの取引と同様に商品を発送し、ECサイト側で商品を受け取り、問題がないことを確認した後に買取が成立する新サービスを提供している。今回のアップデートにより、本サービスを通じて、ますます取引量を加速させていくことを目指す。
なお、3日間のテスト期間では、最大24.3%の承諾率、最大9.6万円の買取単価、合計7600万円の買取総額に至った。技術上は最大10万件/日までオファー可能であり、今後複数プラットフォームと段階的にオファーを増やし、早期に1億円/日の買取を目指す。