2025年06月24日 12:12

アイウィズロボティクスでは、大手コンビニエンスストア「ファミリーマート」への販促機能搭載の室内業務用清掃ロボット(J30S)の導入を、6月末時点で約1100店舗と見込んでいる。この取り組みにより、業務効率の向上および顧客満足度の向上に貢献している。
この室内業務用清掃ロボットには、販促用の「陳列棚」および「タブレット」を活用した広告配信機能を搭載。導入店舗における商品訴求のための広告配信にも活用されている。ロボットが清掃を行いながら、店舗内で広告を配信することにより、導入店舗での売上向上を図ることが可能。
広告配信機能を活用している店舗では、定量的および定性的な効果を定期的に確認している。タブレットによる広告配信が来店者への商品提案力を高め、該当商品の売上が約150%(ロボット未導入店舗と比較した結果)向上したという成果が得られた。この結果、販売促進においても大きな効果を上げていると評価されている。
同社はAIとIoTを融合した先進技術を基盤に、「人間生活」「社会インフラ」「ビジネス領域」における効率性の向上と品質の改善を目指すソリューション事業を展開している。具体的には、業務用掃除ロボットやサービスロボットの研究開発・販売・メンテナンスを通じて、さまざまな業界の課題解決に貢献。今後、業務用清掃ロボットと広告配信機能を組み合わせた形での提案を行うとともに、さらにAIカメラの装着による機能強化を図り、より多くの店舗での導入を目指す。