2025年06月16日 09:07

名古屋市港防災センターは、8月31日まで、「百鬼騒乱~災いと妖怪伝承~」企画展を開催中だ。7月8月は企画展関連イベントや、ぼうさい教室を開催する。
日本はこれまで、地形や気象等の要因から地震や風水害、感染症など数多くの災害に見舞われてきた。その記憶や歴史は各地の妖怪・災害伝承や信仰、まじない等にも垣間見られる。日本がどのような国で、どのような災害に遭遇してきたか、あるいは、どのように人はそれを捉え、心の安寧を得ようとしてきたかを、様々な観点から紹介。常に私たちは想定外の厄災と隣り合わせであることを知り、これからも災害と、未知の出来事や脅威を前に心の隙間から生じる妖怪たちと共に歩んでいってはどうだろうか。
展示は、全国科学館連携協議会の助成金で制作。名古屋市港防災センターの展示終了後は、全国の科学館へ巡回予定となる。
7月19日~21日は、「夏イベント~夏だ!ホンキの妖怪まつり!~」、8月は毎週土曜日に「自由研究のおてつだい」を開催。毎週楽しいワークショップを行う。8月9日は、どうぶつ科学コミュニケーター「ぶっちー先生」の生き物研究「感覚を研ぎ澄ませ!動物から学ぶ!?災害サバイバル」を名古屋市港文化小劇場で開催する。
「百鬼騒乱~災いと妖怪伝承~」企画展の入館料・参加料は無料。開催日時は、5月20日~8月31日。9時半~16時半。開催場所は名古屋市港防災センター。