2025年06月09日 15:48

三井不動産は、4月18日に新規開業した「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」に、AI観覧者数カウント「デジフロー」・車両動線解析「デジスルー」を導入した。

導入したのは、スタジアムコートおよびルーフトップパークには、エッジAI解析技術を活用した観覧者数カウントシステム「デジフロー」。また、駐車場には来場車両の車番情報取得サービス「デジスルー」。別途プレスリリースを発表した駐車場出庫誘導サービス「エッジガイド」もあわせ、国内で唯一3つのソリューションを網羅的に導入した施設となっている。

ニューラルグループでは、スタジアムコートの1階から3階に26台、ルーフトップパークのビジョン前に2台と合計28台の観覧者カウント用カメラを設置している。取得したカウント結果は、データ基盤上で自動的にグラフ化され、簡単に確認できるとともにCSVダウンロードにも対応。開催したイベントの効果測定や、今後実施するイベント検討時の基礎データとして活用可能。

また、駐車場では施設外構入出庫車両および、平面・立体駐車場入口にて車番情報を取得。これにより、長期的な来場車両の地域傾向分析および滞在時間、施設内動線データの取得が可能になる。こうしたデータは、効果的な駐車場内誘導や今後の駐車場設計、マーケティング施策等に活用される。