2025年06月06日 19:37

「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは、昨年の高温障害や今年の受粉不良の影響で2年連続の収穫減が見込まれているさくらんぼ生産の実態調査を実施し、取材記事を公開した。
2024年は猛暑による生育不良高により、山形県のさくらんぼは不作となった。2025年も、受粉不良により、生育しないという状況が相次いでいる。5月末に山形県は今年の収穫量が20~28%少ない見込みと発表。こうした中、今年5月に食べチョクでさくらんぼを注文する人が急増しており、流通取引総額が前年同期比1.5倍に伸長している。
同社がさくらんぼ生産者に実態調査を実施したところ、さくらんぼ生産者の80%が昨年よりも収穫量が減る見込みと回答。「平年の71~80%減少する見込み」とする声も出てきている。収穫量が減少している要因について、特に山形県では「佐藤錦の受粉が上手くいかず、酷い園地では9割減の園地もある状況」「花芽の枯死が見受けられ、そもそも花が咲かない木や枝もあった」など深刻な被害であることがわかった。
食べチョクでは、こうした生産現場の実情を受けて、さくらんぼを「買って応援」してもらいやすいように、販売中の青果のさくらんぼ商品に使えるクーポンを用意した。大変な今こそ、産地に目を向け、生産者の実情を知ることで、より一層さくらんぼの美味しさを感じられるのではないかと考えている。対象者数先着100名、クーポン金額100円。有効期限(取得・利用)6月20日まで。詳しくはこちら。