2025年06月04日 16:15

不二貿易は4月に発売した「除菌消臭センサーダストボックス」に関する消臭試験の結果を公開した。本製品は手をかざすだけでフタが自動開閉するセンサー式のゴミ箱で、オゾンを活用した消臭・除菌機能を搭載している。
消臭・除菌効果として、搭載されたオゾン発生機能(O₃ボタン)に関して、第三者機関にて実施した消臭試験の結果、悪臭ガスの平均除去率は約60%であることが確認された。また、試験により測定されたオゾン濃度は0.1ppm。一般的に、0.03~0.05ppmの濃度でも消臭・除菌効果があるとされており、0.1ppmは家庭用として安全かつ十分な効果が期待できる濃度。
オゾンは、酸素(O2)と同じく自然界に存在する気体で、空気中のニオイ成分と反応することで、臭気分子を分解・中和する。化学薬品を使わず、成分が残らない点からも、安全性と実用性を兼ね備えた消臭・除菌手段として注目されている。
本製品は、前面のセンサーが感知するとフタが自動で開き、約6秒後に自動で閉じる。また、光センサーの反応距離は10・20・30cmで設定が可能。さらに、センサーに触れて開けると長時間開けっ放しにできる。「O₃ボタン」を長押しすると、5分間ゴミ箱内にオゾンを放出し、生ごみやオムツ、ペット臭などの悪臭成分を分解・消臭。オゾン排出量は安全圏内なので、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使用できる。商品動画URL。