日本ウェブサービスは、6月、派遣から正社員への登用を前提としたITマッチングサービス「PッP（ピッピ）」を提供開始した。

採用のミスマッチと人材定着率の低さが課題となるIT業界において、「試してから正社員」という新たな雇用モデルの需要が高まっている。「PッP」は、派遣か正社員かという二者択一に悩むIT人材に、「働きながら選べる」という第三の選択肢を提供するために開発した。派遣と正社員の間にある新しい選択肢を創出することで、企業と人材双方にとって納得感のある採用と就業を支援する。対象領域は、ITエンジニア、デザイナー、ディレクターなどの技術系人材。

「PッP」の主な特徴は、求職者向け「高単価案件へのアクセス」「派遣から正社員への登用前提マッチング」「キャリア志向に合わせた独自スカウト機能」、企業向け「採用前に実務適性を確認できるプレ正社員派遣方式」「採用コストを抑えながら即戦力と出会える」「明朗・定額制の登用フィー」。求職者には高単価かつキャリアに直結する雇用を、企業側には実務を通じて人材を見極める採用手法を提供し、これまでにない納得感のある雇用のマッチングを実現する。

今後のスケジュールは、6月：サービス提供開始（首都圏を中心に）、夏以降：地方都市・職種領域の拡大、年内目標：登録企業500社／登録ユーザー5000名。

PッP