2025年05月30日 12:52

旅行読売出版社は、国営台湾鉄(台鉄)と協業で、鉄印帳の台湾版「台鉄 鉄印帳」を6月9日から日本と台湾で販売する。

鉄印帳は、2020年7月から「鉄道利用の促進」「沿線地域の活性化」「鉄道会社の新しい収入源」を目的に、第三セクター鉄道等協議会に加盟する40の鉄道会社がはじめたもの。「御朱印帳の鉄道版」として話題を集めている。台湾には御朱印帳の文化はないが、台鉄は鉄道文化の新しい体験として、鉄路節(台湾の鉄道記念日)にあたる6月9日から開始する。

鉄印は、台鉄が指定する20駅で配布する。希望者は「台鉄 鉄印帳」を購入して、各駅の窓口で「台鉄 鉄印帳」と、当日有効な各種切符等を提示すると各駅の鉄印が無料でもらえる。それを「台鉄 鉄印帳」の指定のページに貼って、一定数集めると台鉄の素敵なオリジナルグッズ(数量限定)がもらえる。

台鉄には日本製の旧型客車、古い駅舎や鉄道施設が残っており、ノスタルジックな鉄道旅が楽しめる。また、20駅をまわるとちょうど台湾を一周するので、台湾各地の魅力を感じることができる。読売旅行では、今後「台鉄 鉄印帳」付きのツアー商品を販売する予定。

「台鉄 鉄印帳」はタテ160mm×ヨコ115mm 中面24ページ(20駅印字)。予価(日本での販売)は2200円(税込)。購入はこちら